木幡神社の成り立ちは、坂上田村麻呂(758〜811)が征夷大将軍に任命され、延暦14(795)年、戦に勝った帰り道、ここに社を勧請したのが始まりとされています。
木幡神社本殿と楼門は、栃木県内最古の神社建築で国指定重要文化財に指定されています。どちらも室町時代中期に建造されたものです。ほかにも県指定文化財が1つ、市指定文化財が8つあり、矢板市の文化財の宝庫とも言える神社です。
祭礼は、1月14日厄除け大祭(どんど焼き、太々神楽)、4月15日春季例大祭(太々神楽奉納)、10月秋季例大祭(百物揃{ひゃくものぞろえ}武者行列渡御)があり、多くの人で賑わいます。中でも、秋季例大祭は、100人を越える武者行列が周辺を練り歩き、勇壮な戦国絵巻が繰り広げられます。武者が使用する刀や槍など装具類はすべて神社保有の歴史あるものです。
住所 | 矢板市木幡1194-1 |
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WEBサイト | http://www.city.yaita.tochigi.jp/site/kanko-jyouhou/kibatajinja.html |