笠石神社に祀られている石碑で、文字の刻まれた石の上に笠のように石を載せていることから「笠石(かさいし)」ともいわれています。西暦700年に当時の那須国(後の那須郡)を治めていた那須直韋提(なすのあたいいで)が没し、後継者の意斯麻呂(おしまろ)らが故人を偲び祀ったということなどが記されています。それから約1000年後、水戸黄門の名で知られ水戸藩主を務めた徳川光圀が、倒れて草むらに埋れていたこの石碑を建て直し、堂をつくり安置しました。
碑文は、全文8行、19字詰め、152字で六朝風の書体で書かれており、宮城県の多賀城碑や群馬県の多胡碑と並び、日本三古碑の一つに数えられています。昭和27年には国宝に指定されました。
住所 | 栃木県大田原市湯津上430 |
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電話 | 大田原市観光協会:0287-54-1110 大田原市役所文化振興課:0287-98-3768 |
WEBサイト | http://ohtawara.info/index.html(大田原市観光協会) |