①原木丸太(ストックヤード)
日光・八溝・高原・県南の4つの林業地から良質な原木丸太が製材所に集まります。
②皮剥ぎ
リングバーカーという機械で原木丸太の皮を剥ぎます。
その後、丸太の太さや歪みを測定して選別します。
③製材(粗挽き)
木の太さや長さ、品質によってどんな製材品を切り出すのか決定し、カットしていきます。
④乾燥
切り出した木材を乾燥させるために、風が通る隙間ができるように積んでいきます。
木質や用途によって、自然乾燥させるもの、乾燥機で熱風をあてて乾燥させるものに分かれます。
乾燥機の燃料には木質バイオマスが利用されています。
⑤断面寸法及び材面仕上げ
乾燥させたままの木材は表面がボサボサのままなので、表面を削り、磨き上げます。
⑥測定
製材品の含水率や強度(ヤング係数)を測定します。
製材所によっては、JAS規格(日本農林規格)を満たす数値が出ているかを確かめることもあります。
⑦製品完成
完成した製材品は、ブランド品として高く評価されるものが多数。
関東はじめ大消費地へと出荷されます。